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音と防音

2020-11-24
カテゴリ:防音建材
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今回は、音と防音について少しお話します。

音と防音
音とは、「空気を伝わって聞こえる空気音」、「床や壁、天井から物体を通して聞こえる固体音」の2種類あります。
空気音は、車や飛行機、楽器の音、人の声など。固体音は、足音やトラックの振動、トイレの流水音などを指します。
防音とは、人が感じる騒音に対してその音を軽減する事です。防音には大きく分けて吸音、遮音、防振の3種類あります。
 
デシベルとヘルツの関係性
デシベル(dB)の数値が大きくなると音が大きくなります。ヘルツ(Hz)の数値が大きくなると高い音になります。
なので、音の大きさ(ボリューム)を表す単位は、デシベルですが、音の性質は、ヘルツでも見極めます。 
  dB   身近な騒音の例
120
110
 ジェット機のエンジン音
 車のクラクション、ライブハウス
100
90
 パチンコ店内、鉄道高架下
 駅ホームアナウンス、カラオケ
80
70
 電話のベル、掃除機
 テレビ、走行中の車内
60
50
 人の話し声、デパートの中
 静かなオフィス、レストラン
40
30
 図書館、静かな公園
 ささやき声、深夜の郊外
20
10
 雪の降る音
 聞こえる限界
 
防音施工で気を付けること
防音施工には、騒音のヘルツが大変重要で、防音したい場所にどれくらいのヘルツの音が一番多いかを知る必要があります。
また、人によってどれくらいの音量(デシベル)が騒音に聞こえているかを理解することが重要です。 
「楽器の奏でる音の周波数範囲」(下図)でも分かるように、ピアノは他の楽器よりも低い音から高い音まで奏でるので、周波数幅が広く防音対策が難しいです。
トランペットなど大きな音(デシベル数値が大きい)の方が防音対策が難しいのか?と思いがちですが、トランペットの周波数幅は狭いので、その幅に対しての防音対策をすれば騒音は緩和されるため、ピアノに比べて防音対策は比較的簡単になります。
楽器の奏でる音の周波数範囲
楽器名 周波数範囲
 ピアノ  27.5Hz~約4kHzあたり
 エレキギター  82.4Hz~1.3kHzあたり
 4弦エレキベース  41.2Hz~400Hzあたり
 バイオリン  96Hz~2.5kHzあたり
 トランペット  160Hzくらい~930Hzあたり
 トロンボーン  80Hzくらい~450Hzあたり
 バスドラム(キック)  60Hzくらい~100Hzあたり
 シンバル  4kHzくらい~12kHzくらい
人によって違う音の感じ方
音は人それぞれで騒音の感じ方が違う場合があります。音の大きさは、その人にとって不快な音ほど大きく感じる傾向があります。ある人にとっては心地よい音楽やノイズでも、他の人にとっては、うるさい騒音と感じるという例がたくさんあります。
人は、聞きたくないのみ聞こえてしまう音は大きく感じてしまう傾向があります。
東北木材㈱からMSL防音建材のご提案
音や振動は目に見えないですし、人によって感じ方が違ったり、音と言っても様々な種類があります。
そういった面をしっかりとカウンセリングし、お客様が快適に過ごせるプライベートスペースのため、東北木材㈱はご希望に沿ったMSL防音建材を自信をもってご提案します。
 
リサイクル原料を使用した環境に優しいMSL防音建材
防音パネル、ソノパン・ツーソノベースは、(*)100%再生木材から作られております。
防音シート、リフレクソーは、70%のリサイクルポリエステル繊維と30%のリサイクル金属性フィルムを使用しており、防音シート、ソノバイブは、揮発性有機化合物が0%の上、100%リサイクルポリエステル繊維を使用しております。
MSL社の防音建材は、厳しい各審査基準をクリアあし、防音効果の高さだけでなく地球環境にも配慮している次世代型防音建材です。
(*)100%再生木材:60%廃材、40%は木製家具、フローリングなどの製造業者から回収された産業用資材
 
 
 
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