熱をためる塗り壁材で暖房費を40%削減できる!?「エコナウォール25」
2016-09-06
カテゴリ:防音建材
小樽市銭函 26/21℃ 天気:雨
昨日とはうってかわって雨模様な小樽・銭函です。

そんな空模様でも、元気に当社の取り扱い商品『エコナウォール25』について書きたいと思います。
エコナウォール25は株式会社北洲さんが開発された新しい塗り壁材。
どこが新しいのかというと、「潜熱・蓄熱する」というところ。
漆喰や珪藻土といった従来の塗り壁材では、調湿性や断熱効果はあったものの
「熱をためる」という効果はなかったのですが、エコナウォール25は
日射で得られる熱を無駄にせず、壁材に含まれる蓄熱材を利用して
室温が下がったときにその熱を放出して部屋を温める機能を持ちます。
実際に今年の7月に 当社苫小牧工場の2階事務所の一室にエコナウォールを塗ってみたところ、
ほかの部屋と比べると明らかに室温が違うのです!
通常、冷気は下に暖気は上にたまる性質があり、その性質からいうと
1階が暑いときは2階はうだるような暑さになるはず…!なのにもかかわらず、
エコナウォールを塗った2階事務所が涼しい!
これにはびっくりでした。

でもエコナウォール25は「壁の中に熱を蓄える」蓄熱塗り壁材。
本領を発揮するのは冬なのです。
冬の日射をたくさん取り入れて・室内の暖房を蓄えて、室内の温度差を少なくする壁材なので、
冬場にはなんと光熱費を40%も削減(※1)する効果がでたとか!
苫小牧工場でも室温計を設置して温度を測っていますが、
冬に向けてエコナウォール25の活躍ぶりが一層楽しみです。
室内の温度差が10℃以上あると居間での行動量が約1400歩減少するといういう実験結果や(※2)、
日ごろから身体活動が活発な人は健康寿命が長いというデータもあるので(※3)、
室内の温度差を小さくすることは健康寿命にとっても大切なことなんですね。
お子さんがいるご家庭だったり、雪に閉ざされた期間の長い北海道の冬場だったりには
エコナウォール25の本領が発揮されると思います。
当社苫小牧事務所では、そんなエコナウォールの質感等をお客様に直に体感していただこうと
見学受付を随時行っておりますので、お近くにお寄りの際はお気軽にお越しください。
ちなみにエコナウォール25の「25」とは、25℃を超えると吸熱・25℃以下になると放熱する、
基準となる温度を表しているそうです。
たしかに25℃くらいが、寒過ぎず暑過ぎずちょうどよい室温と言えそうですね。
※1 熱損失係数(Q値)1.3W/㎥Kの住宅での実測値(室内気候研究所の報告より)
※2 慶應義塾大学 伊香賀研究室の調査・分析結果資料から
※3 Leiv Sandvic et al., Physical Fitness as a Predictor of Mortality Among Healthy, Middle-Aged Norwegian Men, The New England Journal Medicine,Vol.328,pp.533-537,1993.2より
上記参考にしたデータは㈱北洲さんのパンフレットを元に掲載いたしました。
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